カンボジアひとり旅4-遺跡観光編−
カンボジア入りから2日目。この日のスケジュールはこちら。
6:30 朝食(微妙な時差ぼけで4時に起きた)
8:30 ホテル出発
9:45 遺跡巡りのチケット購入
10:00 遺跡巡り/タプローム寺院、バイヨン寺院
13:00 ホテルに戻って休憩、ランチ
16:00 買い物しながら夜ご飯調達
18:00 ガイドさんと夜の街散策
21:00 就寝(起床と同じで微妙な時差ぼけで早寝)
だいたいこんな感じです。
遺跡巡りのチケットは、ホテルから15分くらい車で走ったところにある、アンコール遺跡郡チケット販売所で購入します。1dayと3daysがあり、わたしは3daysを購入。
1日で一気に遺跡巡りをするのはめちゃくちゃ疲れるし、感動も薄れるので3daysが絶対おすすめ!
こちらが販売所。チケットは顔写真もプリントされるため満遍の笑みで撮るのがおすすめ。なにせこのチケットは遺跡に入る前いたる所でチェックされるのです。笑顔で撮ったおかげで、チケットチェックのお兄様方に『Nice smile!』と話しかけてもらえます。こういうちょっとしたことが嬉しい。
さ!!チケットも購入し、いざアンコール遺跡たちを巡るぞーーー!!!!
と、ここでガイドさんが一言。
『膝が出る服では寺院に入れないから、お土産屋さんで服を買おう』と。
知らなかった。完全に勉強不足。でもガイドさんよ…昨日教えてくれても良いではないか。と思いつつ仕方がない&勉強になったということで、遺跡前にこれでもかと立ち並んだお土産屋さんで巻きスカートを購入。(15ドル)
(友達からDMでカモられたな。なんて言われましたが、そんなことない!と信じ切ることに決めたTHE旅行者)
やっとやっと準備万端。
初アンコール遺跡、タプローム寺院へ!!
ちょっぴり改修工事中。
うーん。写真では伝わらない迫力があるんです!!
全て本当に?と疑いたくなるほど美しい装飾がされています。柱に使われている石は山の上から採取したもので、川の水流を使いながら人力で運んできたものなんだそう。
全て石で作られていて、天井は合掌造りになっていました。真っ直ぐな天井は壊れやすいため天井は全て合掌造りにしていたそう。どんだけの技術なんだ…
多くの寺院でよく見かけた女性の踊り子さんたち。一つ一つ表情が違います。時々面白いお顔の方もちらほら(笑)こちらの写真は、たらこ唇の可愛らしいお顔。笑った顔にするのはとても難しい技術なんだそうです。当時踊り子さんたちはたくさんのアクセサリーをつけて、かなり華やかだったことが記されています。
根本的なことを知らずにカンボジアへ行ったのですが、遺跡は元々お寺で、カンボジア人はヒンドゥー教の方が多かったそう。(その後仏教が広がる)その為、たくさんの寺院があり、神を祀るために華やかな装飾がされています。すごく信仰深かったんですね。
このタプローム寺院は木が遺跡に絡まっているのが有名で、いつ自然に破壊されてもおかしくないと言われています。改修工事も進んでいますが、原型を留めている間に観に行くのがオススメです。本当に感動しますよ!!
と、タプローム寺院をぐるっと巡って少し休憩。
露店でお水購入。
それにしても暑すぎる。
汗が滝のように流れてきます。
これでまだ一つの寺院しかまわれていないという現実。くれぐれも無理ないスケジュールで遺跡巡りするのを強くおすすめします。
お次はバイヨン寺院。
この小さなトンネルをくぐり抜けていきます。
このトンネルはマイクロバスは通れない小さなトンネル。これもアンコール王朝時代から続く遺跡でいつ壊れてもおかしくない状態だそうです。
トンネルを抜けてすぐ、バイヨン寺院が現れます。
こちらもかなりの大きさ、大迫力です。
両手を伸ばして写真に写っているのがわたし。身長165cm。なんてちっぽけなんだ。そして写真の手前に写っている石の山は、改修工事ように集めて置いてある当時の石たち。ユネスコのGOサインが出ないと改修工事もできないんだそう。
わたしがバイヨン寺院が好きだったのは、当時の日常を描いている石碑が多かったからなのです。
象や馬に乗って戦いに行く姿。
当時は女性も子供も関係なく戦に出向いていったそう。
中国人も描かれている。
信じられないけど今で言うネイルサロンもあったり、写真撮り忘れたけど、分娩室のようなお産をする施設もあったそう。
そしてこの石碑をぐるっと回ったら最後…
これを見よ!と言わんばかりの遺跡。手前の門は額縁のようになっていて、物語を締めくくるような配置になっているんです。ガイドさんの話を聞きながら感動しました。(あの日キャーキャー言っていた日本人はわたしです。)
当時の話を聞きながらたくさんの石碑を見て、たくさんの遺跡に囲まれていると、タイムスリップしたような気持ちになるんです。こんな感じで遺跡に囲まれながら楽しく巡ってきました。
ちなみにこれです、例のスカート(笑)日本に帰ってきた今、そっとラックにかけております。次の出番はいつになるのでしょうか。
今日はここまで。
まだまだ旅ブログは続きます。またお付き合いよろしくお願いいたします。
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